左手にナイフを 右手にサイダーを持って 教会の裏で見かけた 猫に餌をやったら いつも通りの小山で 走って君へと追いかけていく 仕舞ったナイフが擦れて 左足が痛む 君と遊んで居たいだけ 痛いだけ 僕だってこんなの駄目だって 解ってる 君をどう壊そうかだなんて考え 右手のサイダーを飲むんだ 左手にナイフを 右手に診察券持って 教会の裏で殺した 猫に墓をやったら いつも通りの病院 一杯の笑顔で「大丈夫。」 仕舞ったナイフが擦れて 左足が痛む 真夏の倫理に犯されて 僕等は処女を失くしたんだ いつからか消えていった あの痛み思い出せない 「またね」 僕と君とで必要な距離が 今僕は解ったような気がした 主治医のお金と髪の毛を持って 僕はこの町を出る
