伸び行く影の先に 続く夢をみて 未来だけ映した 誰もいない夏 そして行く当ても無く 誰にも従わず ただ駆け抜けた 終わり無きあの夏の日よ 陽炎を追いかけた時 そこで聴こえてたはずのECHO 僕等は大人になり 鮮やかな日々を 記憶の彼方へそっと 閉じこめてしまう ふいに 光に撃たれ 弾かれたみたいに 飛び出していた ハイウエイの下をすり抜け 舗道に降り立った時 確かに聴こえてる 虹色に輝く蜃気楼に 何を求め何を見たんだろう? そして聴こえてたはずのECHO 降り注く陽射しに包まれ 僕は何故にあの日を忘れず 胸に聴こえてる 夢を見よう、叶わぬ夢でも 今の僕に出来る事は、そう あの日聴こえたはずのECHO