夢色花火よ。 今こそキセキを見せてよ。 私をもっともっと輝かせて。 <♪> 暑苦しい八月のなまぬるい風。 あなたのチャイムで パッと空気が入れ替わる。 少しだけ乱れた髪はご愛嬌。 七時からビーチで 花火が打ち上がる。 また思い出しちゃうかな。 海の底に眠る怪獣。 悲しいキオク。 浴衣の帯でぎゅうっと閉じ込めた。 夢色花火よ。 今こそキセキを見せてよ。 私をもっともっと輝かせて。 <♪> 愛くるしいハツラツとした笑顔を 交わしてもなんだか あなたにはバレてるみたい。 今日だけは 大人しくして欲しいのに。 アイツと別れたキオクが暴れだす。 優しくされちゃうとね。 テンパッてる私馬鹿みたいよ。 冷たいソーダの泡が2人になって はじけるの。 夢色花火よ。 キレイでなんだか泣けるよ。 バレない様に人ごみに隠した。 <♪> ただ忘れたいだけで 付き合ってるなんて思わないで。 決意の証見せつけるチャンス。 そっとそっと近づいて。 夢色花火が一番キレイに咲く時。 あなたに、 あぁ。 あぁ。 キスをした。 七色未来は今。 今。 から2人で。