濃い霞が 朝の息吹 古へと染めゆく 雲の隙間 差す光に 誘われし旅人 綴られゆく時代(とき)のなか 話してくれました 美しく 咲いて舞い散る 世界があると… 憂いに満ちた目で 鮮やかに変わってく世界で 変わらないものを探してゆく 儚くとも それは強く 光を放つと信じられる あなたと共にいられるのなら <♪> 彩られた 時代(とき)の絵巻 金色雲がかかる 折り重なる 言ノ葉たち そしていま此処に生る あなたのこと想うたび この胸しめつける やわらかな この苦しみを 何と呼んだら 癒されるのですか? ゆっくりと変わってく世界で 変わらないものを探してゆく 募る想い 胸のなかで 変わってゆくことにも気づかず… <♪> 祈りを捧げるように 掌に残った ぬくもりを 確かめながら そっと握った 手を手で抱きました あなたを知り私の知らない 本当の私に会えたとき この心は 運命(かたち)を変え 遙かなる時代(とき)を 越えてゆくの 鮮やかに変わってく世界で 変わらないものを探してゆく 儚くとも それは強く 光を放つと信じられる あなたと共にいられるのなら