ホームセンター二階の片隅で スヤスヤ眠っていたお前を 2000円ぽっちで連れ帰って 新しい毎日が始まった 人のエゴで産まれて 人に選ばれて 怯え泣いて飼われて 運命を受け入れて ウチに来てくれてありがとう ウチに来てくれてありがとう 本当に大好きだった 夜中にカラカラ回る音が愛しい 小さい身体で遠く目指してる 食べ切れないほど餌を溜め込んで 掃除される度にブチギレている どれだけ電気代が嵩もうとも どれだけ暴れて粗相しようとも お前に会いに家に帰りたい 一生家に閉じ込めてごめんよ 人のエゴで産まれた お前を愛してる 俺の上を歩く お前の匂いを嗅ぐ 優しくて臭い香りが 優しくて臭い香りが 本当に大好きだった 一生一緒にいれたらなぁ もう触れない もう匂えない 覚悟はしていたけど (確認) 一生一緒にいれたらなぁ もう遊べない 眺められない 覚悟はしていたけど (確認) 灰になったお前のためと 自分のために線香と花を 過ごした日々を思い出す 2度と会えないから忘れない 人のエゴで出会えた お前を愛してる 時が過ぎて今もたまに思い馳せる そこに居ないのわかってる そこに居ないのわかってる 本当に大好きだった そこに居ないのわかってる 短い一生ありがとう 本当に大好きだった