また同じような朝に起きてしまった 毎日の美味しいご飯にも 飽きてしまった 学校に行けば何気ない挨拶を 交わして 勉強だって 出来てないわけじゃないし 大丈夫 いつからか普通のことになっていた 帰り道の花壇や眩しかった蛍光灯 好きな声 笑顔 約束 またねと別れる交差点 ただいま おかえり 大切な一日は日々の中に埋もれて 時計ばかり見て今がどんな時かを 忘れて 君からのメッセージは デフォルトのフォントで 言い慣れたありがとう 聞き慣れたおやすみ こんな人生をきっと幸せと 呼ぶのかもしれない だけど 何か違うんだ 俺がおかしいのかな ゴールへ向かう道より 先の見えない暗闇にワクワクしてた なあ 敷かれた道を逸れて走る 俺には もう 未来に望みは無いんだと 思うか? 違う 諦めた訳じゃない 正解じゃないからって間違いじゃな い 俺だけの夢を見た ありふれた希望に 見捨てられたとしても ありえなかった景色を ただ見たくて描いた いつか もしも まさかとは言わせない このままじゃ終われない 普通なんかじゃいられない また同じような 夜に眠ろうとしている 今日のおさらいもまともにできてな いまま 課題も皿洗いも 全部明日やればいいやって 天井を眺めて 今夜が終わっていく 今日も普通に楽しかった 放課後のゲーセン 今日も普通に嬉しかった 手作りのプレゼント 普通に・・・ 何も普通じゃないのにさ どうしてそんな適当な 言葉に納まっているんだ 後ろ指を指されるのが怖かったのは きっと前しか 見えていなかったからか 後ろにも下にだって 可能性はたくさんあって 未来は可動性だって 今 更に思うんだよ 皆 本当のことなんか 分かんないのに どうして俺の夢は 否定されるばっかり 解ってる 嘆いたって変わらないから 俺は声に出して本当を描くと決めた 俺だけが見ていた 俺だけが聞いていた 俺だけが想っていた 誰も知らない未来は 俺だけが描いていた 俺だけが歌っていた 俺だけが抱いていた 俺だけが知る本当だ 透明の心は誰にも見えないからと 飛び出した 玄関には 靴も置きっぱなしだ 崩れていく道が 一つの未来を消した だから見つけたんだ 俺の夢の在処 いつだって皆が知らない そこにあるんだ 今も 誰にも奪われない 誰にも壊されない ずっとここにある なあ 敷かれた道を逸れて走る 俺には もう 未来に望みは無いんだ 思うか? 違う 諦めた訳じゃない 正解じゃないからって間違いじゃな い 俺だけの夢を見た ありふれた希望に 見捨てられたとしても ありえなかった景色を ただ見たくて描いた いつか もしも まさかとは言わせない このままじゃ終われない 普通なんかじゃいられない なあ 誰もが諦めたように目を 逸らしたって もう 歩き出したこの足は 止められないんだ 違う 止めたくないんだ 俺だけがこの夢を わかってる 想ってる 信じているから ありふれた幸せに 辿り着けないとしても 俺の夢 その意味を嘘にしたくないから いつか もしも まさかとは言わせない このままじゃ終われない 普通なんかじゃいられない Trident