冷たい夜の中で ひとりきり ひとりきり 間違いばかりの日記のページを 捨てたんだ 破いて捨てたんだ 夜に酔ってわらう君を 思い出して ひとりで泣いて 夜に酔って歌う君を 忘れたくて ひとりで泣いて 破いて放り出していたページを つないでさ つないでさ そのことをまた新しいページに 書いたんだ 破いて捨てるため 夜は凪いで、音もしないで 磨いたみたいで眩しい月も 君のせいで見えなくなって 遥か向こうへ 「夜を塞いで 星をつないで 眠らないで 踊ろう?」 囁くように言われた気がして 足がすくんで 僕の頬に触れる君が 月の様で 逃げ出したくて 夜の方に投げ捨てていた 君がくれた言葉 ただ愛おしくて 強く抱いて 夜に酔ってわらう君が ただ愛おしくても触れられなくて ひとりで泣いて 夜に酔って 夜に酔って