風の音が響いていた 目を瞑ったまま ただ聴いていた 頬に何か落ちた様な気がして 君の目を照らす 夕暮れ 落ちていく太陽と影が滲む横顔が 「ほら、いこう」手を引いて 暗がりから連れ出した 未完成の僕を描き続けよう 何度も声を鳴らして 今日も夜を越えたんだ 傷つかないように 迷わないように ここまで歩いてきた 「明日」を探す、 僕からのメッセージ ♪ 街が寒さを取り戻す時 どんな顔したらいいんだろう いらない言葉を全部 破り捨てて逃げて 縮まらない距離に 伸ばした指が掠った 未完成の僕が作る未来が 不確定で不安定な道だったとしても きっとそこで笑うのは僕自身だから ここからまた歩くんだ 「昨日」よりも、下手くそでいいさ ♪ 顔を無くした空模様 いつもよりやけに静かで 気づかないうちに色を溶かした 未完成の僕を描き続けよう 何度も声を鳴らして 今日も夜を越えたんだ 傷つかないように 迷わないように ここまで歩いてきた 「明日」を探す、 僕からのメッセージ