何も見えず何も感じない 凍える手に息をかける 白い吐息 白銀の街 きらめく雪が綺麗で 雪のように美しいその肌に 僕は心奪われて まるで時が止まったかのように 凍りついて動けない はらはらと舞う粉雪の中 キミから熱を奪ってく この右腕に残る温もり それだけを感じて 今も消えない… キミに触れたいキミを感じていたい どんな時も離れない 白くきらめく色の無い世界で 決して叶わぬ恋だと知る しんしんと降る粉雪がまた 街から色を奪ってく この左手に残る温もり それだけを感じて また冬が来て巡り会えたら この想い伝えたい キミの右手に触れたその時 僕は溶けて消えた 春を待たずに…