気分屋な空に まんまと振り回され 外れた予報に 小さく舌打ちする 水溜り踏んで 長靴をわざと 汚してた 写り込む僕が 誰にも見えないように ママが言ってた 暗くなる前に帰りなさいと 今日も言いつけを守って 逃げるように走る そうさ僕が嘘つきさ 皮を被った孤独な化け物さ どうぞ後ろ指を刺して 罪を晒して もう終わらせよう 今度目を覚ます時には 君と手を繋ぎ思い切り笑おう 青白い月明かり照らす 夜道を 希望も自由も 子供の頃に捨てた 能もないくせに 爪を隠した 先生が言ってた ○か×で答えなさいと 今日も切り捨ての僕は △のままだ そうか僕は変わり者 殻を破ったとて無知無能 何が良い子か知らぬまま 大人になってもう手遅れさ 今度目を覚ます時には 琥珀のような瞳はいらない 月並みで平凡な日々をさぁ 惨めだとか可哀想だと笑わないで 僕も案外幸せだったんだ たぶんきっと そうさ僕が嘘つきさ 皮を被った孤独な化け物さ どうぞ後ろ指を刺して 罪を晒して もう終わらせよう 今度目を覚ます時には 君と手を繋ぎ思い切り笑おう 青白い月明かり照らす 夜道を