ありがとうの言葉だけで あなたが楽になるなら 僕は何度でも言おう 互いが記憶の中から消えてしまう 前に この言葉届けよう この思いだけ伝えよう おはようと声かけるあなたは 溢れんばかりの優しさをくれた 都電沿いを歩いては僕の手を握る だんだんと薄れていく記憶 目の前で年月重ね 過ごした時間すらも朧げ 錠剤の量も日に日に増えて 会わない間に俺の名前すらも忘れて 抜け出せない迷路の中にいるみたい 同じ話繰り返してキリがない ただうざいとかさ怒りとかは 覚えない 俺のchildhood刻まれたあなたの愛 あの頃のあなたはもういない ただI love you grandma I’ll never change my mind ありがとうの言葉だけで あなたが楽になるなら 僕は何度でも言おう 互いが記憶の中から消えてしまう 前に この言葉届けよう この思いだけ伝えよう 夏休みの夕方みたい じめじめの小雨もうぴたり 雲の間打ち付ける光 今になりゃ貴方はいない 屋上の駐車場一人 買い物カゴ戻しにいく距離 ずっと待ってた貴方の言う通り DSカセット持つあの頃のように 溶けてもう無い氷 皺の手も守れるほど 大きくなったこの通り 濃いめに作ったカルピスをゴクリ あの頃は嫌だった顔もそっくり 今になっちゃ自信与えるよ僕に 見ててくれよおおきくなったんだ とっくに