まぶしいくらい あざやかな羽も ひと片じゃ 羽ばたけないから 結び目 たしかめる 約束をしよう 引き合えど ほどけずに 残るよう どれだけ遠くへ はなれても 茜咲く空が まぶしくって泣けてしまう だけどゆこう 風がさらう 想い 赤くしるした いまもまだここに 灯るあなたが あふれているよ 「秘密だよ。ふたりだけのね」 幼くて まだ知らなくて 終わりのないものだと思ってた どんな夢も叶うと 信じてた いまは美しく 思えるでしょう 燃えてひなげしが その花びらを散らし 枯れようとも この歌を わたしを思い出してね 陽だまりに雫 こぼれる時は むかえにゆくよ 迷わなかった 靭くありたくって こわくても こわれても 走りつづけてたね いつかつまずいたら 「おかえり」なんて言って わらってね 茜咲く空が まぶしくって泣けてしまう だけどゆこう 風がさらう 想い 赤くしるした 「いつかまたここで」 声がひびいてる またあえる日まで