静寂 引き裂く涙 止まった刻は流れる 近づくほどに 遠のいてゆく 綺羅(きら)を飾るミラージュ 迷い彷徨うin fate 出口を探し求め 列を成す扉 錠を跳ねても 嗚呼全ては 新たな 入口へと 右へ倣え 追従 流されるままに 抗うだけ? 今の僕に出来ることは? 空へと 続く道 彼方 呼ぶ声 今も 聞こえているのならば 動き出す 何度だって… 雲間からさす光 心に影 落とそうとも 選んでいたい この道を 静寂 引き裂く涙 止まった時間を動かすから 羽がなくたって この詩になって いつか君の元へ ゆけたなら 瞳を閉じる 抱く夢 咲き誇るようで かき消されてくようで 囚われてく やがて 変わり果てる 諸行無常 嗚呼 今日もまた 何かを捨てていく 枯れ果て でも それでも 歩み続ける ここはどこだ? 救いなんて求めてないけど 今運命さえ使い切って 一縷(いちる)の願い 刹那の交差 それでもまた君に会えたら 風が そよぎ 花びら舞うあの場所で 見せたい未来(けしき)がある だから今サダメを穿(うが)つ 降り止まない雨でも かまわない 瞳開いて そむけはしない 森羅万象 雲間からさす光 心に影 落とそうとも 選んでいたい この道を 静寂 引き裂く涙 止まった時間を動かすから 羽がなくたって この詩になって いつか君の元へ ゆくから 悲しみの終わる場所へ