こうとしか生きようのない 人生がある いつかお前が 下のまぶたに 涙浮かべて 熱く語った あの日二人の にぎりこぶしも 想い映して 汗ばんでいた 心の中にそれぞれの 聞き分けの悪い わらべ心さわぎ 重なり合わぬ 虹飛んでいた 逢えばお前は 今も変わらず 燃えるまなざし 投げつけてくる その瞳の中で 愚かしく いとおしむように 夢抱きしめなおす 自分に何故か 歓んでいる こうとしか生きようのない 人生がある せめて消えない 轍を残そうか 男の中の蒼臭い 狂おしい夢が 激しく駆けぬけて 遥かな轍 描き込んでいる こうとしか生きようのない 人生がある せめて消えない 轍を残そうか