水色の彼方を 人はいつか目指している 横たわる現実と 添い寝して目を閉じる ドミノは一瞬で崩れてゆく コツコツとただ 日々積み重ねても無惨に それでもまた 朝が来れば 仕方なく目覚め 散らかった悲しみや希望を片付け 心の中の温かいもの 隠し続けていればそれでいいから あの人が今でも 元気で一緒にいたとしたら 目の前にいるあなたは どこで誰と生きているのでしょう 人生の7割は予告編で 残りの命 数えた時に本編が始まる 愛に満ちた毎日だけ 本当はそれなのに 仕組まれた欲望に身体を沈めて お腹の上の温かいもの 見て見ぬふりをすれば すぐ終わるから 誰もが何かに騙されて いつか本当の意味を知る 大事なものは見えないなら 繋いでく 意識だけ 風に吹かれ 雨に打たれ 誰の腕に抱かれ 込み上げる虚しさに背中を押されて いつかすべてが許されるなら 煌めく太陽の下 抱き合いたいな 幻のように 海沿いにある ホテルニュートリノ