なんで忘れていたんだろう 机の奥 ノートが眠っていた そのページを開く時 物語は突如よみがえる 何にでもなれそうな気がしてた 本当は何もしてないだけだった 自分がちっぽけってこと 知りたくなかったのかもしれない 震えてた 震えてた まだ何者でもない日々で そっか 私この日泣いてた 机に伏せたまま眠ってた 思い悩め 立ち止まれ それが君の前進だから 焦らなくていいよ つまずいていいよ 未来は逃げないで待ってる 書いて消してまた直して 間違いだらけの今日の日も すべてが愛しい記録になってく ほら私こんなにも強くなったよ 埋め尽くされた夢の数 同じ数だけ斜線を引いていた 「できない」「合わない」 「叶わない」 呪文のように塗りつぶされてった 走ってた 走ってた まだ見ぬ可能性の中を なんだ 私もう気付いてた 落ち込む暇なんてないのだと そうだ進め立ち上がれ それが君の全力ならば カッコ悪くていい 不器用でもいい 答えなんて当たるまで 弾き出せばいい 刻む秒針に 落ちてく涙の粒 悲しい夜でも どうか明日をやめないで 思い悩め 立ち止まれ それが君の前進だから 焦らなくていいよ つまずいていいよ 未来は逃げないで待ってる 書いて消してまた直して 間違いだらけの今日の日も すべてが愛しい記録になってく ほら私こんなにも強くなったよ ―強くなったよ