なぞった虹 希望だけが時を埋めるの 真夏の青空 どこまでも高く 奪った夢 奪われた愛 天秤の上 ゆらゆらり揺れて、絶望を落としていた 君がいない舞台の幕は 夜明けが来るように静かに上がった 誰もいないステージ 泣いて生まれ、光抱いた流れ星 幻みたいだね 出逢ったことも 君と生きた証の音 羽ばたいた 編み上げた記憶 解けて消えたって忘れない きっと… 長い間 立ち尽くした心が乾く いつか咲く種を本当は持ってるの 叶った夢 叶わない愛 行ったり来たり 運命のルール 持て余しているだけ 夜の闇に眠る魂 世界を包むように ひとつに重なり みえない粒子になる 意識の波 どこへゆくの…? 掴めない 過去へ誘うのは知らない景色 あふれてゆく想いをただ抱きしめた 哀しみに守られていた弱さに気づいたから… 大切に捨ててゆくの 夜明けがまたくるよ 静かな太陽 今日を踏み出そう 眩しさに怯えても 泣いて生まれ、光抱いた流れ星 幻みたいだね 出逢ったことも 君と生きた証の音 羽ばたいた 編み上げた記憶 解けて消えたって忘れない きっと…