甘い暑さが淀んだ夏の夜 床の下の匂い妖精の気配 悪い噂を笑う忍び声に 若い悪魔は眠れない 赤く熟した満月が滴る 屋根の上で狂い踊る魔女ども いずれ劣らぬ強欲な年寄り 乙女の生き血で若返り ああ アバズレ魔女 ああ 破廉恥妖精 ああ 悪魔は 枕被りも耐えるのさ Don’t disturb me あたしを煩わす奴らは Don’t disturb me どいつも呪われりゃいいのさ 冷えたかまどの中で灰をかぶり 赤切れ裸足の娘が泣いている いつまで待てば夢の王子様が 白馬で迎えに来るのさ お城の塔では玩具に囲まれて 青ざめた顔で王子は引き籠り 百個の鍵を部屋の扉にかけて 女はママしか知らない ああ 愚かな王子 ああ 醜い娘よ ああ 扉は開ける為に 付いてるのさ Don’t disturb me あたしを煩わす奴らは Don’t disturb me 地獄で焼かれてりゃいいのさ Don’t disturb me あたしを煩わす奴らは Don’t disturb me どいつも呪われりゃいいのさ