あと一つの嘘だけが まだ言えないから 絵空を見ていた今日は もう何度目だっけ 間違ってるんだってずっと どうだっていいからさ こんな未来ごとなくして 明日は昨日まで行こうか 繰り返す先に意味があるなら ありふれた後悔だって 全然怖くないけど 変わらないで どうか大人にならないで 「この船にはもう僕らだけだ」って いたずらに笑ってほしい 終わることのない夜は ただ影を追った ほんとに欲しかったのは 多分そんなものじゃなくて いつだってこうやって 今日も思い出せないまま 星を見落とした 南西の果てを目指した声が いつかは僕らの歌になりますように あと一つの嘘だけで ただそれだけで 針は進み出すけど 明日は昨日まで行こうか 繰り返す先に意味があるなら ありふれた後悔だって 全然怖くないけど 変わらないで どうか大人にならないで この船にはもう僕だけだって 分かっていたんだ本当は まだ知らない星が光って やっと夜が明けたら行くよ ずっと先のことさ