痛いほどの日差し 暑いのが苦手な君は こんな季節早く 終われって思っているんだろうか? 弾む呼吸 氷が転げた ひらり白いワンピース Wow 僕の好きな季節に たしかに君はいて 「ねぇどこにもいかないで」 なんて言って みても 僕の好きな季節は 君との最後の夏 結わえた二つの髪束 揺れていた 漫画やアニメみたいに 君がいるまま何度も 同じ季節が繰り 返したらいいのにって思った みんなに交じり はしゃぐ君のね 浅いえくぼに溺れた Wow わかってはいたけれど ちょっと寂しくなって 君の夢を見たんだよ 優しい声 Wow この先何度だって きっと蘇るのさ 白飛びの中 見慣れた君の微笑み(えがお) 「あのね...。」 僕の好きな季節に たしかに君はいた アイスのようにあっという間 溶けていった 夏が目を閉じて始まるの 君の好きな季節が 僕はちょっと苦手なの 秋と冬は Wow 僕の好きな季節は 君との最後の夏 「一緒にいたこと、有難う。」を 繰り返して