繰り出すひとが溢れる通りから 外れた路地が手招くようだったな 泣き出す君は台風のようだったな 走り出すときはいつでも急だったな 雨の日には傘になろう 君がひとり濡れないように 晴れた午後は海へ行こう 風が運ぶ夢 そんな日々が続くような日和 通り雨が降り出しても それでも君が笑うように 笑うように 午後が来たよ さようなら 旅のひと 風の日には旗になろう 君が見失わないように 晴れた夜は星を見よう 風がそよぐ夕べ そんな日々が続くような日和 でもさ 今日は終わるんだよ それでも君が笑うように 笑うように 夜が来たよ さようなら 旅のひと