餞

歌詞

友よ 忘れるな お前の為ならって 自分の事は二の次で駆けつける 仲間がいる事を なぁ友よ 幸せに 照れ臭いが こんな日くらいは 特別な こんな日くらいは 酔っ払って 帰りには忘れちまう程度の餞を そこそこ歳も重ねてきて 人の気持ち知れるようになって お互い"愛情"ってやつになんだか 泣けるようになったよな なぁ、お前ちょっと 最近頑張り過ぎてないかい？ 心優しいお前どっか 置いてきてはないかい？ 俺らとずっとなんて つるまなくていいから 寂しい事は言うなよ 友よ 忘れるな お前の為ならって 自分の事は二の次で駆けつける 仲間がいる事を わかるよ 守らなきゃいけない モノがあるよな？ だからと言ってお前が壊れたら 何の意味もないんだぞ なぁ友よ 飲もうや なぁ友よ 幸せに 最初に交わした言葉だとか どちらから声をかけただとか 1mmすら思い出せないほど ごく自然に出会って ほどほどに調子にも乗って ほどほどに痛い目にもあって 意外と人生はあの時のノリだけで いけたりするかもな なぁ、 いつの間にか 年齢をやらない理由にして なりたくない 大人一歩近づいてはないかい？ 人生はこっからが 面白れぇんだよって ジジイになっても言ってようぜ 友よ 「丸くなったな」 あれは褒められてないって 勘のいいお前の事だから きっと気づいてはいるよな 随分 偉くもなって ずっと俺の自慢だよ でもな たまに見せる寂しそうな目を ほっとけもしないんだよ なぁ友よ 飲もうや なぁ友よ 幸せに 友よ 今になってさ あのくだらない日々が ふとオレの心温めてくれる 出来事になるなんてな オレ達 あの頃は 何も持ってないって 思ってたけど大事なモノだけ ちゃんと持ってたかもな 友よ 忘れるな お前の為ならって 自分の事は二の次で駆けつける 仲間がいる事を わかるよ 守らなきゃいけない モノがあるよな？ だからと言ってお前が壊れたら 何の意味もないんだぞ なぁ友よ 飲もうや なぁ友よ 死ぬなよ