眩しい光と揺れる 洗濯物みたいな 優しい歌を歌えるようになりたいな 僕は隣にいなくたって 海岸線みたいな まるで隣にいるような 歌を歌いたい 自転車に乗って僕はまた 君の涙を掬いに あの場所へ行くんだ 今度は溢れてしまう前に 引き返してしまう前に 自転車に乗って僕はまた 色が変わってしまう前に 手を握るんだ 今度はちゃんと 今度はちゃんと 君に歌わなくちゃな カーテンの隙間から漏れる 月明かりみたいな 寄り添える歌を 歌えるようになりたいな 見たら二度と忘れられない 茜の黄昏時みたいな いつも思い出せるような 歌を歌いたい 自転車に乗って僕はまた 君の涙を掬いに あの場所へ行くんだ 今度は溢れてしまう前に 引き返してしまう前に 自転車に乗って僕はまた 色が変わってしまう前に 手を握るんだ 今度はちゃんと 今度はちゃんと 君に歌わなくちゃな 同じ形は一つもない 寄せては返す波のように 全部大事にできたら 君はもっと笑ってくれてたのかな 洗濯物はいつか乾いて 海岸線もいつか途絶えて 月明かりもいつか消えていって 黄昏時も 夜に変わっていくのでしょう 自転車に乗って僕はまた 君の涙を掬いに あの場所へ行くんだ 今度は溢れてしまう前に 引き返してしまう前に 自転車に乗って僕はまた 色が変わってしまう前に 手を握るんだ 今度はちゃんと 今度はちゃんと 君に歌わなくちゃな 君と歌わなくちゃ