夜に溶け込んで、寂しさ撫でたら、 風との会話だけ、無視して軋む 仮初のままで、鳴りを潜めたら、何 者でもないし、何かをするでもない 愛されてないなら 壊れることもな いのだから 砕けて堕ちてった フリで傷つくの を避けてみるわ 何もかも放った 眠りの中でもし信 じ合えたら 飛んで行った破片は かわるがわる 降り注ぐ 車中 夜に逃げ込んで、激しさ増してく、 彼との会話だけ、染みつき滲む はみ出したままで、波の音だけが、 ステレオで聞こえた、静かな海岸線 夜を、混ぜて、右手で粉々 何も、食べず、このまま夢の中へ 夜を、混ぜて、ミキサーで粉々 何か、食べて、車中泊でこのまま あなたの夢に出させて あえてよかったねと、感じてほしい わ 開き直った夏の匂い 凝り固まった過去の気配 開き直った夏の匂い 未来の色さえ今見えない すり減りきって夢の中 繰り返しって残酷じゃない 彼方に響いた、雷 踏み込み、くだけた夏が 涙、混ぜて 何も、食べず 涙、混ぜて 何か、食べて