あの日 綴った想いを 今でも覚えていますか? 叶わなかったけど さっぱり叶わなかったけど そこには一生懸命が溢れてた ちっちゃい頃いつも通った通学路 久しぶりにちょっと歩いてみたんだ あの頃には見えなかった 塀の向こうは どこにでもありそうな原っぱだった 実家で見つけたボロボロの日記帳 汚い字で書きめぐらせていた クラブのこと 友達のこと 恋のこと 夢のこと どっかに忘れてきたがむしゃら あの日 綴った想いを 今でも覚えていますか? 叶わなかったけど さっぱり叶わなかったけど そこには一生懸命が溢れてた 川原から投げた石ころ 2回跳ねて見えなくなった 届かなかったけど ちっとも届かなかったけど 飽きもせずに 日が暮れても投げていた ちっちゃい頃ずっと欲しかった 自由ってもの やっとこさ手に入れてはみたけど 思ったよりなんてことなくて退屈で 叱ってくれる人が恋しくなった 本気ってかっこ悪いものに見えて 言い訳のレパートリーばっか増えて 少し背が伸び 泣くことも減り 透明な心色づき 私は大人になってしまっていたの あの日 綴った想いを 今でも覚えていますか? 叶わなかったけど さっぱり叶わなかったけど そこには一生懸命が溢れてた 今日も投げた石ころ 3回跳ねて見えなくなった 届かなかったけど やっぱり届かなかったけど そっかちょっとずつ進んでいたんだ 頑張りは必ずしも報われない 努力って言葉も恥ずかしくなった でも もしもこの壁の向こう ただの原っぱだとしても 行かなくちゃ 自分の道 歩けるのは ほらね 自分の足だけだから