ぶらっと ウィンドウ・ショッピング 人気のない街で 赤信号無視して 止まった公共機関の網を抜け 僕らは迷った 世界を置いて進んだ この季節の中 まだ冬の匂いが残る2人 嬉しくはないが 悲しくもないや 今までみたいに 一人きりよりマシじゃないか 口癖みたいな 条件反射の好きより ずっと 出し惜しみしたキスの方がいい このまま僕らは 暦の外にいるのかな ずっと 2人はまだ白い光の中へ イヤホン LR逆にして 互いの耳に挿し合って ミッシェルを流した 頭振り乱して歌った後には Earl Grayを準備して ホテルブレットも焼かなくちゃ 赤い月見えたら 世界の終わり確率変動中 怖くなんかないや いやちょっとは怖いか でも握り合った 右手と左手は離したくないんだ 口癖みたいな 条件反射の好きより ずっと 突然の抱きしめの方がいい このまま僕らは 時間の中で溶けちゃうのかな スッと 2人はほら黄色い光の中へ 口癖みたいな 条件反射の好きより ずっと 出し惜しみしたキスの方がいい これから僕らは 終わりのもとへと向かうんだな きっと 2人はただ白い光の中で 待っている