つまらない 今日は眼を使わないで欲しい くだらない こんなあたしはだいっきらい 振返ればいつも 恥ずかしいくらい淋しくて ざわめいた街路樹が涙を誘うまで 気付かなかったのです わすれたい 今日は帰らないでいて欲しい かまわない こんなあたしはどうなっても 寄添って愛と呼び 壊れないと信じていても 錆付いた快楽は どこから期待したって 亡きものなのです 佞言は忠に似たり 儚い記号のような この身を犠牲と知ったら 融け合って絶える夢 あなたと見たくて… 間違いがあったなら ふたりが出会った真実 ただどうしてヒトはこれほど頭脳を 発達させたのでしょう 恥ずかしいくらい淋しくて ざわめいた街路樹が涙を誘うまで 気付かなかったのです 壊れないと信じていても 錆付いた快楽は どこから期待したって 亡きものなのです