街を見下ろせる小高い丘の上で 星を撒いたみたいに光る街が見える 私あれを見ていると なんだか涙が出るの 営みというのかしら? なぜだか涙が出るの 足元には紅い花 ひとつ咲いている 僕と君の暮らす アパートの灯も見えるかしら あのひとつひとつに 人の暮らしがあって 夢も嘘も現実も あの街の一部なのさ 僕もあれを見ていると なんだか涙が出るよ 生きている人たちの 営みの光だもの 足元には紅い花 紅い花ひとつ 僕と君の暮らす アパートの灯はあの辺りかしら 君の胸に紅い花 きっといつか咲くでしょう それを夢と呼びましょう 星を撒いた街の隅っこで 星を撒いた街の隅っこで