雨

歌詞

右折待ちの車から捨てられた タバコの煙は風になり 冷たい雨雲を掻き分けて あなたに会えるかな? 隠された宝石の様に 本当はどこかで息を潜めているなら 今すべて投げ出して 世界中を探すだろう... 覚えていますか? まだ何もない六ツ角の風呂屋も コンビニになって とても賑わって キレイな思い出に変わったよ 数え切れない幸せ 途切れない包まれてく想いは 言葉に出来ない... 静かに 細く か弱くも育まれて 年を重ね雨の日に思い出す 巡り逢えない幸せ 出逢えない これからもあなたから 雨風感じて 今まで以上にそばに思えるよ 明日は晴れかな 暖かな雨が降る... しとしとと降る雨に僕は まばたきを数えながら 無邪気にはしゃぐ黄色の長靴 雨やどり傘を持つ駅の改札 むらさき色取るアジサイが この辺りに咲いて ツツジは昔のままで 帰り道には言う事 聞かずに くつ下泥まみれになるまで... あれから僕も ちょっぴり大人になってか ただ冷たいだけの雨が嫌で一人 部屋でこもりっきり時に外に出ては なぜか切なく過ごした夜すぐに頼る 雲の彼方のあなたに香る 雨一粒を握りしめ 湿った風が照らす道へ... あたり前の様に 通りすぎていく毎日の隙間に 降りしきるこんなに近くに... あなたがいたのに日々の幸せを 偶然と思ってた... 数え切れない幸せ 途切れない包まれてく想いは 言葉に出来ない... 静かに 細く か弱くも育まれて 年を重ね雨の日に思い出す 巡り逢えない幸せ 出逢えない これからもあなたから 雨風感じて 今まで以上にそばに思えるよ 明日は晴れかな 暖かな雨が降る... 「今日は雨です... 傘はささずに見上げます こうしてあなたを感じる雨の日は 心は晴れるんです」 数え切れない幸せ 途切れない包まれてく想いは 言葉に出来ない... 静かに 細く か弱くも育まれて 年を重ね雨の日に思い出す 巡り逢えない幸せ 出逢えない これからもあなたから 雨風感じて 今まで以上にそばに思えるよ 明日は晴れかな 七色の花が咲く...