一等最初にあなたを見かけたのは オーロラのかげ それから私はずっとあなたを 追いかけている 凍てつく青い大地を 氷の壁すべりながら 午後になるとあなたが迎えにくる 光のジャングル 世界中を旅する二人の熱が 地球を溶かす 赤道線を横切って 原生林を走りぬけて あなたのベッドにもぐりこめば 体温が焼けつく思い もはやこれまでとあなたを見失った のは サハラの砂漠 あれから私はずっとあなたを探し 続けている 無言の夜が明けるまで 闇の毛布にくるまって 黄金の時間は止まったまま 風の嘆きだけを残す 太陽こげつき 海があふれ 風がやきもちをやく 地球のどこかに あなたがかくれているはずだから <間奏> こんなにひざしの良い日には 遊び愛手が欲しい 帽子と双眼鏡持って 消えてしまったあなたに 会いにゆくの