みんなが目指す偶像に ただ振り回されてるだけ 途切れてしまったあの道に まだ取り残されたままの心 自己満足だけの正義感 主観的でしかない価値観 理想は理想でしかない そんなの当たり前でしょう 夢ばっか見てられない こんな世界の端で 咲く花を誰が見てるの? 可愛くたって意味がない それじゃ世界は照らせない 現実は無情だ 新しいものが好きで 知らないことに惹かれた あの頃の気持ち取り戻せたら 私も変われるのかな この道を進めば 理解(わか)るだろうか まだ見えないその輝き 手を伸ばせば届くだろうか 誰かを救い得る存在 今は何もかも 信じられなくても 答えが見つかる日まで 歩き続けてみよう ある日示された命題に 納得しているわけじゃない 軋んだ想いに潜む声 聞こえないフリでやり過ごす日々 バイアスまみれの感情論 エビデンスのない根性論 都合の良いことしか見ずに 自分に言い聞かせてるだけ 建前と本音を 使い分けた歌では 誰の痛みも癒せない 愛想だけ振り撒いた キレイな言葉では 希望も幻想だ 幼い頃もらった 優しさに満ちた眼差し いつかまたどこかで出会えたのなら 素直になれるのかな この日々の先なら見えるだろうか まだ識(し)らないその瞬(またた)き 逃げなければ起きるだろうか 黄昏を払うような奇跡 まるで霧の中 明日は晴れなくても 投げ出さずにひたすらに 歩き続けていこう 盲目的な使命のような 自分を縛る鎖 断ち切るたびに少しずつ 強くなれるから この道を進めば 理解(わか)るだろうか まだ見えないその輝き 手を伸ばせば届くだろうか 誰かを救い得る存在 今は何もかも 信じられなくても 答えが見つかる日まで 歩き続けてみよう