たった一人で 違う色の服着て 広い世界を彷徨って 閉ざされている 真昼の夜空から いま星が一つ消えた 透明なガラスに 気付かない鳥のように 何も知らないまま 明日あなたの側で 私のいない時が流れるのね 一人で春を待つ間に 泣きたいだけなのに それだけなのに 瞳を閉じればまだ わたしにはそう 色すら見えるのに 光を肩に纏った あの面影が薄れてく 思い出の欠片と 同じ色の服着て 誰も知らない 真っ白な世界で また星が一つ消える 溢れた涙が 流れ星になったら 輝き出す今 明日あなたの側で 私のいない時が流れるのね 目を拭う事も忘れて いつか春が来た それだけなのね さよなら愛しい人 私にはもう見えなくなったけど 光は姿を変えて 愛の花を咲かせていた