覚めない夢を見る 部屋ん中 動かない空気と 窓を見つめる その時を待っている なんとなくめいっぱいで 壊れそうになったって 続きをたどっていく 冷たく 流れる絶望に 沈む夜 あいまいに 繰り返す 理不尽に 揺れている 何かにぶつけた身体に かすかに響いて満ちる 踏みつけたはずの光が 指の間を すり抜けた 膝に抱えた荷物に 生ぬるい汗が落ちる わずかに感じる風に また自分が繋がっていく あいまいに 繰り返す 理不尽を 断ち切って その時を待っている なんとなくめいっぱいで 壊れそうになったって 続きをたどっていく