「願うは永劫の栄華を。」 思いと祈り込めるように 遠くの天空-ソラ-へ向かい謳う ―彼の国へ捧ぐ― 勇敢な英雄がかつて 魔を討ちできた彼の国 「全ての民の誉れ」 だと讃えて日を紡ぐ 輝く黄金が如く 見惚れる美貌を持つ 麗しさ 誠名高き王女が夜、謳う 「願うは永劫の栄華を。」 思いと祈り捧ぐように 遥かに遠い天空-ソラ-へ発つ 姫の声 響く 全てを包むような謳声が届け 勇敢な英雄がかつて 魔を討ちできた彼の国 守る剣振る姿に民は憧れ抱く 輝くサファイアのように 煌めくその瞳 麗しく 心優しき王女は何想う? 「嗚呼 望むはただひとつ… 繫栄の終焉-オワリ-を 迎えぬように…」 「願うは永劫の栄華を。」 想いと祈り捧ぐように 遥かに遠い天空-ソラ-へ発つ 姫の声 響き 全てを包むような謳声が届け 民と国のこの平穏が 永久に続け