私は転んで泣く大人

歌詞

目をつむって食べたら 何味だか分からない自信がある あなたがくれた 色とりどりのキャンディも 目をつむって食べたら全部 りんご味よ ひとつ5000円の高給メロンも 私が目をつむって食べたら 多分6本300円のバナナだわって 答えるの そう 私は価値が分からない大人 目をつむったら何も分からない 何も見えない、味も分からない 食べ物だけじゃなく人も同じよ 今も昔も何も変わらずに あなたの薄っぺらいマメさに 惹かれたし あなたの薄っぺらい優しさに 惹かれてたわ あなたの薄っぺらいマメさは 6本¥300のバナナくらいだったのに あなたの薄っぺらい優しさは 誰かと同じりんご味だったのに あなたの薄っぺらいマメさが 好きだった あなたの薄っぺらい優しさが 好きだったのに 私が転んで泣いた時あなたは言った 「大人のくせに 泣くのおかしい」って それから始まったあなたのモラハラ 反論すると逆ギレするし あなたの薄っぺらい優しさは 本当に悲しいくらい薄っぺらかった ああ 何度も悲しい目に遭って 来たはずなのに 何度も泣いたはず ああ そう、目をつむって食べたら 何味だか今も 分からない自信があるし 大人になったら転ばないと言うけど 私は今も転ぶ大人よ そして転んだら大声で泣く大人 私は転んだら泣く 私は転んだら大声で泣く大人 年金も健康保険も 県民税だって払っているわ だから 転んで泣いたって許して欲しいのよ 私は転んで泣く大人 転んだら起こしてくれるまで立ち 上がらない 私は転んで泣く大人