けして狂ってなんかいないのさ 人の真似をするのが嫌なだけ 人の期待に添う気がないだけ 立腹するのは命取り 君が狂っているというのなら それも正しいのかもしれないね 「なんでも枠に嵌めたがる」 君のことを僕はそうカテゴライズ 進路 くるくる まわってる 軌跡 うずうず 渦巻いてる 常識などあてにするな 空に落ちることもままならない 場所だ 皆 光に踊らされていると思うな 惑うものに翻弄される者もいる 基準が違う それだけのこと 不自由しないのは多数派というだけ みんな責められるのが嫌なだけ 人の顔色うかがってるだけ 空が くるくる 落ちてくる 体 うずうず 待っている 皆 君から離れてく 僕はそんな君にヒかれてる 賭けの結果は見えている 格の違いは知っている いよいよ頭に血が昇る 空に落ちてく前触れだ いよいよ足取り軽くなる 体がちぎれる前触れだ ついに限界が来たようだ ほら 僕の空に落ちてゆくよ 君の空から降ってくるよ 僕の欠片が降り注ぐよ 頭 くるくる 狂ってる 傷が うずうず 疼いてる