今も尚

歌詞

何かに逆らいたくて ひとりでタバコに火をつけてみた 人に言えない事増えるたび 生きてる感覚になった それだけじゃまだ生きている 人形みたいで心を雑に壊した でも人間とやらは手強くて 勝手に修復したりするんだ どれだけ整った環境で生きてても 胸は痛くなる 幸せなんてちょっと高い トイレットペーパー 買うくらいでいい 「がんばれ」って素敵な 言葉だったのに いつからか人の心 曇り疑い 真っ直ぐ受け 止められなくなってしまった? テレビだって笑えなくなり 音楽さえ安売りされてしまうんだ 時代の変化はいつだって 誰かを置いていくんだ 「むかし仲良かったんだ」なんて たまたま聞こえてきた声だけど あと少しであなたの名前 忘れそうなくらいよ 誰かの文字も見るのも嫌で 携帯オフにしたりもした 全部捨てたくて番号[ナンバー] を変えた そんなことばっかイタチごっこ ねぇ歳をとり 本当に鍛えないといけないのは お肌とかスタイルよりも 別れや挫折に耐えられる心なのか? サヨナラに慣れるなんて 強いとは言えないと思うんだけど 感情も捨てて薄情って言われても そうしなきゃいけない 日もあるでしょ? 頭痛い日は薬飲んで 怪我をしたら絆創膏貼って そうやって生きてきたんだけど この国[此処]ではお薬も貰えて 一錠や二錠飲めば落ち着いて でもそれだけじゃ夜明けが怖い 繰り返される 止められない 今も尚 季節は巡り 日々たくさんの変化を繰り 返している テレビ 音楽がつまんなくたって 人は生きていかなくちゃ でも未来には絶望に勝るような 希望も作れるらしいんだ 時代は僕らを見逃してくれない こんな日々を 「がんばれ」