あんなこともあったねと 目も合わさない帰り道 君と並んで歩いたこの街を過ぎれば あの日の思い出はどこへ向かうの 覚えてる鼻に抜ける香り 瞼の裏に映し出す君 あどけない青に包まれて僕らは また歳を重ねていく 一つまみの幸福のために 幾つもの不幸を 積むことが正しいのか 分からなくなってもまた見上げてる 大人になれないと目を逸らしている 無意識に息を吸うように動く日々 知りたくないことが 記憶を塗り変える 期待してないと言いどこか またこの街のどこかで あの人は笑ってるといいな 遠回りでもいい 忘れないように 一つまみの幸福のために 幾つもの不幸を 積むことが正しいのか 分からなくなってもまた見上げてる 大人になれないと目を逸らしている いつも君を探している