乾いた声 空の笑顔 浮かべて 淡い期待 咸夕暮れに霞んでく 「きっとまた会える」 なんて言いかけて 燃えるような後悔が疼く 崩れてゆく景色の中で 錆び付いた感情論数えては 目を逸らして 最初の希望 最後の嘘 重ねて 醒めない夢をなぞっていくシナリオ 伝えたい気持ちに身を委ねて 耳を塞いで瞼閉じる 誰にも言えずにこみ上げていた 笑い合って流れていく様なそんな 日々はもう来ない 忘れない 咲いて 咲いて 刻んだ胸に響く小さな声が 枯れきった心に伝わり 涙 繋いで 色を変えてゆくのだろう 果てしない虚空の空眺めて 眩しい明日を真っ直ぐ睨んでた ここから続く場所で この歌が 歌い継がれてくよう願う 悲しみ癒したこの雨も 空も全部かなぐり捨ててゆく 目を醒まして もう一度 掴みかけた両の小さな手を 離さないように 新たな芽が出るまで... 忘れない 咲いて 咲いて 刻んだ胸に響く小さな声が 届いた心に 伝う 雫 笑顔 繋いで 花となってゆくのだろう