海に並ぶレンガ色が 静かな景色だった頃は 休日の青空よりも 心ばかりを気にした のぞきこんで腕からめた 背中向けて先歩いた 理由のつかない涙を こらえてた坂の途中 色はねただ褪せてゆくと 思った だけど、そうじゃない わたしたち塗りかさねてるんだ 幾度も幾度もあれから もう泣いたりはしなくても 心の色わかり合える それでも迷ったときには この坂を歩いてみよう 仕事のこと誰かのこと 港の向こうに浮かべて それぞれに思い馳せても 並んで見てる春凪 あのタワーの展望台は 遠くまで見えすぎるから 公園前ホールの上 このぐらいがちょうどいい 人はねただ諦めると 思った帰らない色を ひとつも悲しむことないんだ 明日は明日は何色 色はねただ褪せてゆくと 思った だけど、そうじゃない わたしたち塗りかさねてるんだ 幾度も幾度もあれから 水面に心をゆだねて お互いの話をしよう 何も特別じゃないような 今日だってかさねてゆく ふたりのそれから
