ふと振り返れば見えた 一筋の轍の道 どれ程悩みを連れて どれ程進めたのだろう僕は いつからか始まる旅 始めた覚えもなくて 行く先知れずの朝が 足早に僕をせめたて続け (どうやっても 僕はやれないんだろう) 弱気な声が胸を刺す 深く長い夜 (あの日感じた予感持って) かすれゆく希望の灯を辿れば いつかは来る夜明けを信じて 少しでも遠くへと進め もしも旅の理由 分からなくても そんなものだろう だから焦らず いつかは来る奇跡を信じて 少しでも前ならば進め 幾千の後悔も星屑に変えて さぁ、不確かで でも煌めく道へ ふと考えてたことは 自分が死んだ翌朝 どれ程積み上げられて どれ程残せたのだろう僕は (どうしたって 上手くはやれないんだろう) 誰もが人生初心者の旅人だから (こんな僕でも定めをもって) 生きてんだろう それならば まだここじゃ終われない 何度も希望を失って それでも立ち上がる 君がくれた想いは 今もここにちゃんとあるよ どこかで呼ぶ声がしたなら 迷わずにその道を進め たとえ今日の歩みが 無駄になろうとも僕は それも受け入れ いつかは来る夜明けを信じて 少しでも遠くへと進め 幾千の涙も流れ星に変えて 絶望の朝 何度迎えようと 希望の灯を見て 小さな一歩でも進め いつか笑い飛ばせるような物語 僕も書けるように