一つ二つ三つ 巡る季節数えてた 恋模様 一滴の涙よ川となり やがて海に帰りたがる 「行かないで…」 それはまるで色のない映画の 字幕のように流れ 剥がれてく燃え尽きぬ「さだめ花」 指先のマニキュアも滲んでる 凍える身体を抱きしめたい 責めないで傘も差せぬ路地裏で まつ毛濡らす 冬の雨 ♪ 四つ五つ六つ惚れた弱み数えても 最後の言葉たち 夢に変わることもなく ネオン色に染まるだけ 「信じてた…」 腕の中で聞こえたメロディーは 懐かしい流行歌 もう二度と結ばれぬ「終の花」 木枯らしは悪戯に吹き抜ける 儚くて悲しい別離の唄 どうせなら春を待って雪よ降れ ♪ 困らせたい愛されぬ「まよい花」 純情は肌に浮く紅の色 もう二度と結ばれぬ「終の花」 木枯らしは悪戯に吹き抜ける 儚くて悲しい別離の唄 どうせなら春を待って雪よ降れ まつ毛濡らす 冬の雨 今は冬の雨 いつか春の雪
