指先からこぼれた 7年前の窓だけ、今もただ 透明な嘘みたいに 晴れた日の朝のように、静かで ひとはひとり ぼくらもひとり ゆめをみてる それだけでいい きみはひとり? ぼくもひとりだよ つながることだって かなわないけれど その孤独は強さであってください 悲しみが全部を許すの あの夜の公園でかくれんぼしてる 影が、鮮やかに抱きしめてくれるの 白色の匂いだけ 忘れられない景色が聴こえる このうたごえが ひとりぼっちに ならないように ならないように きみのなみだ のみこんでくれるかな ゆきがとけだして 鳥が鳴いていた その弱さ忘れない 手を繋いだら 雨はそっと雪に変わるの あの朝のベランダで ふれた忘れ物 いつか、虹色を見つけられるかな ちいさな手のひらから いま溢れてく 白色が濁らないように その孤独は強さであってください 悲しみが全部を許すの あの夜の公園でかくれんぼしてる 影が鮮やかに 抱きしめてくれるの