その少年と少女は、 とうとうつまらない大人を 皆殺しにすることに決めた。 こうして最後の儀式が始まった。 (子供ごっこを殺せ!) カルトの秘術の儀式 (COME!!) 蘇らせた魂 (BACK!!) えんそくで死んだ惡童 (COME!!) カワイイ人形に込めて (BACK!!) いつか憧れた惡党達 (COME!!) あぁつまらない下らない (BACK!!) 大人だらけこの町へ (COME!!) 殺人人形を放つ (BACK!!) 順々に大人を殺しに来るぞ! すぐに子供の遊びをするんだ! もちろんボクと君でも...(喝!!) 油断できない さぁ子供ごっこしてやり過ごせ 殺人人形を 大人になれば君も殺される ごまかせない だって 来年の今頃には ボクラ 友達じゃいれなくなるだろう 何度も無茶苦茶したのにね ボクのモンスター 無敵の牙も ガキの夢想も 老いて動けなくなる もうダメになろうとして (今やギリギリ)いるんだよね... そして全ての儀式が終わる その時 あの頃のまま 2人踊れているかな? (喝!!) たぶん無理なんでしょう さぁ子供ごっこしてなりきれど 殺人人形は 上辺のフリじゃバレて殺される ごまかせないんだって 十年後 その頃には ボクラ 「恋人」か「離れ離れ」なんだろう いつでも無茶苦茶の君は マジのモンスター 遠いあの夜 思い出になる 色褪せ見えなくなる もうダメになろうとして (今やギリギリ)いるんだ 君といたら ボク達なら 「生きたままで行ける」と 踊ってたんけど ダメみたいだ ねぇ 気付けばもう「ごっこ遊び」 子供の遊び「死なないように」 続けるしかない バレりゃお終い 死んでバイバイ そしたらさ 地獄であそびましょう その少年と少女は、 その祈りが、呪いが、 すぐに自分達を殺しに来ることも なんとなく解っていた。 もうすぐ最後の儀式が終わる。 (子供ごっこを殺せ!)