ミサイルハニー 退屈を丸めてオーブンで焼いた ジャムを塗りたくって 三時にぺろっと食べた 君はうつむいて涙を流していた 「ねえ、顔を上げて?」 僕がそう言うと聞こえないふりして 喚き散らしたんだ 僕はそれを聞いてこう言った 「もう泣かないで。ね?」 降りてきた罪を抱えるハニー 僕はそいつを切り刻むダーリン 恐いものなど何一つない 秋密の鍵をはずした二人 今夜、素敵な宝物をあげるよ 月明かり似合うナイフ隠し持って ゴミの掃き溜り掃除していくように 群を掻き分けてそこに辿り着いた 息を落ち着かせてつぶやいた 「もう泣かないでいいから」 間違いだらけふしだらなハニー 僕は君のすべて許すダーリン 恐いものなど何一つない 薬指を光らせた二人 君を守り続けるよ 危険を持ち込むミサイルハニー 僕は料理する無敵のダーリン 恐いものなど何一つない 秋密の鍵をなくした二人 今夜、 ジャム塗れのナイフ残し僕らは街を 出る