生まれた場所も生きた時間も 歩幅も声も違う別の生き物 なのに僕らは いつも誰かと比べられて 呼吸をしているんだ 僕の心臓と君の心臓 互いの夢は違うけれど 1分間に70回の 同じ”生きてる”を叫ぶ 時計の針に追いつきたくても 僕を置いたまま世界は回って行く でも今だけは少し立ち止まり 雨に打たれていたいんだ いつからだろう? 気づけば僕は ナミダに栓をするようになった 刺さる言葉の傷の深さも 背を向けて気づかないフリして 無理して我慢して嘘をついて 人と比べる必要はない ナミダが洗い流してくれる 僕の明日を生きたい 泣いているのは生きている証 ナミダが出るのは叫んでる証 大切なモノひとつだけ胸の奥の 忘れないところに 心を僕にキツく縫い付けて欲しい もしできるなら…離れないように… 人が触れる優しさも心の奥の醜さも 全部嫌で重くて苦しかった わかってる。 大切なモノ僕に教えてくれたのに 時計の針に追いつきたくても 僕を置いてただ世界は回って行く それでもいいんだ 雨上がりの空の下 歩いて行けるなら