謂れなき罪に問われ 裁かれた男がいる 神よ聞こえているのか? 無実の悲痛な叫びが 暗い部屋の中 虚ろな瞳のまま 乾いた涙を握りしめ 孤独に自ら 命を辞める前に 声を震わせて 彼は呟いた 「それでも僕はやってない‥‥」 神よあなたが下した答えは… 教えた正義とは何? この声が届いたとしても‥‥ 彼の傷みは消えない 都合良く真実を ねじ曲げた奴がいる 神よ何を見ていた? 人の不幸で私欲を肥やしてる 適当な指導者 いい加減なマスメディア 権力はいつも笑いながら 「神は助けもしない だが天罰も与えない 罪を裁くのは 人間(ひと)が創った法」 神よあなたは裁きの権限を… なぜ人間(ひと)に与えたのですか? 人は皆‥‥儚くて弱く… ズルくあざとい…生き物(たましい) 正義は勝つのか 勝ったモノが正義か 天使も悪魔も紙一重 時代が違えば ”殺し”さえ讃えられて 哀しく一言 誰かが言った 「神など存在しない‥‥」 届かないなら祈りなどしない‥ ただ虚しく響くだけ この声が届いたとしても‥‥ くり返しの罪と罰 神よあなたが下した答えは… 本当の正義とは何? 人は皆‥‥儚くて弱く… ズルくあざとい…生き物(たましい)