さすらってた夢の 霞(かすみ)はらう機械音。 アラーム止め、あくび。 6:55 たんたんとこなしてゆく業務。 同僚と交わす冗談(ジョーク)。 他愛無い話弾むランチタイム。 …君は今頃きっともう 僕のことなんて忘れ去ってる。 僕は“フリ”をしているだけ。 客観的に送る日常(Everyday)。 あの日から止まったままの時計 君のこと失ったのは僕のせい 当たり前になってた君の存在。 君の夢をいくつも変えた… “無意味”に。 ただ「待ってる」としか 最後に言えなくて。 そして君は首を真横に振った。 …知ってる。 君はもう決して 僕の元へは帰らない。 似ている後ろ姿を追い越して 着信の振動、すぐ画面見て …ため息。 君はもう決して 僕の元へは帰らない。 友達(なかま)呼び出して 帰宅引き延ばして 飲めないのに はしゃぐアフター5 DVDのレンタルは延滞… 何もする気がしない そんな休日が すごく嫌い …君は今頃きっともう 僕のことなんて忘れ去ってる。 僕は“フリ”も もうできなくて。 時には上げてる鳴咽(おえつ)。 あの日から止まったままの時計 君のこと失ったのは僕のせい 当たり前になってた君の存在。 君の夢をいくつも変えた… “無意味”に。 ただ「待ってる」としか 最後に[それしか] 言えなくて。 そして君は首を [もう。] 真横に振った。…知ってる。 君はもう決して 僕の元へは帰らない 似ている後ろ姿を追い越して [追い越して、] 着信の振動、 [振り返って] すぐ画面見て [君の名前、期待して]…ため息。 君はもう決して 僕の元へは帰らない たまに思えるよ “君がいなくても平気” …だけど持続できない。 やがて前よりももっとひどい 喪失態に、揺り返しのように 襲われる。 狂いそうな妄想に取り憑かれて。 …もっと前向きに 生きていきたいのに。 こんな自分が情けなくて嫌い。 雑踏に流される街… 今はそうしていたい。 逝くのを願う想いが 描き出す螺旋(スパイラル) … <♪> ただ「持ってる」としか 最後に言えなくて。 そして君は首を真横に振った。 …知ってる。 君はもう決して 僕の元へは帰らない。 似ている後ろ姿を追い越して [いつだって] 着信の振動、 [どこだって] すぐ画面見て [君を捜してるよ] …ため息。 君はもう決して 僕の元へは帰らない。 <♪> 君は戻らない。 … <♪> …想いが描き出す螺旋(スパイラル)