果たせぬ約束は 小さな背丈で覗くには届かなく 苦笑いする顔に背伸びで口づけた 魔法が解けたなら 元に戻ってしまうな。と 苦し紛れの言い聞かせに 期限切れの恋 頷いた 即席でやらされた 鬼を理由に触れてみた 薬指の窪み跡に 気づかないふりをしながら 香る写真の花束 架空の迷子になりかけた 街並輝いて綺麗 あの頃の欲望 光の風景も 羅列のない日記 シャボン玉のよう消える 居心地の悪さがちょうど良く 腑抜けた声で書いていたな 憂鬱や退屈な 事ばかり寄り添い爽快な 目覚めなんてないはずなのに 太陽に期待する僕を許して 愛の優勢 合意の上 雨にも負けて風にも負けた 灰にもなれず 何処に向かえば良いの なんでかな 空を自由に飛び回るあなたが 美しすぎて絵にならないや 香る写真の花束 架空の迷子になりかけた 街並輝いて綺麗 あの頃の欲望 光の風景も 壊れた慕情に 挨拶で誤魔化しも出来ず 終わらす最後の言葉が ありがとうは余りにも皮肉だな