歩道橋に プールの匂い 車を見下ろして僕らは 青いビンの ぬるいソーダ 回して飲んだ 心なしか 楽しそうな 大人びた顔になんだか 置いてけぼりにされそうで 少し怖いな 起承転結繰り返して 終わりはないよ そんな嘘を 貝殻に詰めて閉じ込めた ああ、まるで幻 例えば青空 飛行機雲で君を連れ出して ビー玉に透けたこの夏を 一緒に飲み干そうか 波に寄せた 君の言葉 嬉しいはずの時間は 花火の音大きすぎて 海に溶けてった 消えてしまうことばかりで ふてくされている僕にさ 「永遠だって探せば コンビニにあるよ」 信号渡れば直ぐ右に 足踏みしてないで左を見て 炭酸の音で目が醒める ああ、これは幻 例えばこの下に 大きな空洞が広がって 悪い先輩達には秘密で 冒険しに行こうか 例えば青空 飛行機雲で君を連れ出して ビー玉に透けたこの夏を 一緒に飲み干そうか 隣に決めた席は確かに 姿を変えずに残ります 埋め立てられる思い出の街 僕たち今夜どこに いつか怖がってた いつか怖がってた 明日が昨日になる日々を 例えばこの下に 大きな空洞が広がって 悪い先輩達には秘密で 冒険しに行こうか 例えば青空 飛行機雲で君を連れ出して ビー玉に透けたこの夏を 一緒に飲み干そうか